東武10000系 3Dパーツによる先頭部床下のリアル化
CAD鉄道工房が独自に設計したパーツで、市販されている東武10000系の鉄道模型(Nゲージ)をグレードアップします。当記事の特製パーツは、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品中です!
東武10000系 先頭部床下パーツ
トミーテック鉄道コレクション第29弾 東武10000系の鉄道模型を、オリジナルの前面部床下パーツでグレードアップしてみました。 画像は両先頭車(モハ11200,クハ12200)に取り付けた様子です。密着式連結器と、周辺に取り付けられたジャンパ栓、エアー配管、ATS車上子などをワンタッチで再現できます。当パーツは本線仕様の10000系・10030系未リニューアル車をモデルに設計し、比較的多数派の形状を再現できますが、実車は編成によってATS車上子や配管の形状などに若干の差異があります。
側面の乗務員用ステップや手歯止めも一体成型です。全体をグレー(Mrカラー31番)でスプレー塗装し、エアーホースやコックなどに面相筆で色差しを行うことで、電車の前面部が引き締まります。
パーツ交換前後の比較です 胴受・連結器の位置や形状が改善し、密度感も向上して実車の印象に近づきました!
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東武10000系 先頭部床下パーツ(本線仕様) 細部の仕様
先頭部床下パーツは、数編成分をまとめて造形してランナーで結合しています。ニッパーでランナーから切り離し、バリを除去してから塗装します。
当パーツは床板に簡単にはめ込める構造で、TNカプラーのようにパチンと床下にワンタッチで取り付けられます。
無塗装状態のパーツはこんな感じです。
パーツはアクリル製で、3Dプリンターによる造形時にロウのサポート材が付着しています。塗装前にはサポート材を除去して塗料のノリを良くするために、シンナーなどによる脱脂洗浄が必要です。
当記事の"東武10000系先頭部床下パーツ"は、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品しておりますので、よろしければどうぞ!
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