東武20400系 3Dパーツによる先頭部床下のリアル化
CAD鉄道工房が独自に設計したパーツで、市販されている東武20400系の鉄道模型(Nゲージ)をグレードアップします。当記事の特製パーツは、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品中です!
東武20410系 先頭部床下パーツ
2019年に東武ファンフェスタ会場や東武商事の売店などで限定発売された、トミーテック鉄道コレクション 東武20400系 を、オリジナルの前面部床下パーツでグレードアップしてみました。 先頭車の改造元が20070系の20410番台と、改造元が20000系・20050系の20420~40番台では先頭部の足回りが若干異なりますので、それぞれ設計することで差異を再現しています。
こちらは20410番台用パーツです。 密着式連結器と、周辺に取り付けられたジャンパ栓、スカート、エアー配管、ATS車上子などをワンタッチで再現できます。正面から見てウォッシャ液タンクが右側にあるのが20410番台の特徴です。※取り付け例の画像では20440番台の鉄コレを代用しています。
続いて20420~40番台用パーツです。 20420番台~20440番台では、ウォッシャタンクが正面から見て左側に位置します。
当パーツは側面の乗務員用ステップや手歯止めも一体成型です。全体をグレー(Mrカラー31番)でスプレー塗装し、手歯止めや非常連結栓に面相筆で色差しを行うと、先頭部床下が引き締まります。
パーツ交換前後の比較です スカート、胴受、連結器の位置や形状が改善し、密度感も向上して実車の印象に近づきました!
広告
東武20400系 先頭部床下パーツ 細部の仕様
先頭部床下パーツは、数編成分をまとめて造形してランナーで結合しています。ニッパーでランナーから切り離し、バリを除去してから塗装します。
当パーツは床板に簡単にはめ込める構造で、TNカプラーのようにパチンと床下にワンタッチで取り付けられます。
無塗装状態のパーツはこんな感じです。
パーツはアクリル製で、3Dプリンターによる造形時にロウのサポート材が付着しています。塗装前にはサポート材を除去して塗料のノリを良くするために、シンナーなどによる脱脂洗浄を行う必要があります。
当記事の"東武20400系先頭部床下パーツ"は、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品しておりますので、よろしければどうぞ!
【戻る】CAD鉄道工房 記事一覧