鉄道コレクション東武8000系 冷房装置のグレードアップ
CAD鉄道工房が独自に設計したパーツで、市販されている東武8000系の鉄道模型(Nゲージ)をグレードアップします。当記事の特製クーラーパーツは、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品中です!
東武8000系 特製クーラーパーツ(RPU-3002型 冷房装置)
トミーテックから発売されている鉄道コレクションの東武8000系を、当方で設計したクーラーパーツでグレードアップしてみました。
市販品のパーツでは省略されている、クーラーキセ側面のメッシュも忠実に再現しています。特製パーツは3Dプリンター出力品です。
こちらは亀戸線・大師線仕様の8570Fに取り付けた例です。鉄道模型は上から眺める機会が多いので、屋上機器を作りこむことでかなり印象が変わります!
鉄コレ製品に元から取り付けられているRPU-3002型クーラーがこちらです。
このようにキセ通風部のメッシュや送風ファンが省略され、窪みがついているだけの表現となっています。
交換後のクーラーがこちら。ディティールアップの効果は抜群です!
クーラーパーツはGMカラーの14番「灰色9号」でスプレー塗装したのちに、タミヤのスミ入れ用塗料(ブラック)で立体感を強調してみました。
ちなみに、こちらが実車(1800系)のRPU-3002型冷房装置です。 RPU-3002型冷房装置は東武鉄道の通勤型電車を中心に数多く採用されており、5000系列、8000系、10000系、10030系、6050系、1800系(1819F)などに搭載されています。外見が異なる複数のバリエーションがあり、クーラーキセの上部に凸状のラインが入っているタイプとフラットなタイプが存在します。
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東武8000系クーラーパーツ 細部の仕様
東武8000系クーラーパーツ(RPU-3002型) 細部の仕様です。
東武8000系クーラーパーツは、4両分をまとめて造形してランナーで結合しています。各車に4個ずつの、16個入りです。
上面と側面の通風部には送風ファンやメッシュを立体的に再現しています。
クーラーパーツの裏側です。屋根に取り付ける際の突起をつけてありますので、鉄道コレクションに元から取り付けられている冷房装置をそのまま交換することができます。
グリーンマックス製品などに取り付ける場合は、突起をニッパーで切断してゴム系接着剤で固定すればOKです。
当記事の特製クーラーパーツは、DMM.makeクリエイターズマーケットにて出品しておりますので、よろしければどうぞ!
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