VVVFインバータ装置の解析 JR東日本E231系500番台
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山手線を走る通勤電車としておなじみの、JR東日本E231系500番台のVVVFインバータ装置の変調周波数について解析してみました。
車両紹介 JR東日本 E231系 500番台
E231系は、209系に続くJR東日本の標準型通勤電車です。近郊型や通勤型の仕様を共通化することで量産効果が高まり、多くの派生形式が存在します。E231系は2000年に登場し、TIMSの導入により、情報処理系の配線類を大幅に削減しています。E231系500番台は山手線で活躍していますが、全編成がE235系に置き換えられるため、中央・総武緩行線に転属する編成が出始めています。(2017年6月現在)
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VVVFインバーター装置の解析 JR東日本 E231系 500番台
モハラジオにより録音したE231系500番台の磁歪音がこちらです。
【元動画はこちら】モハラジオ録音 E231系500番台
E231系500番台の床下に設置されているVVVFインバータ装置(SC60B)です。スイッチング素子にはIGBT素子を使用した3レベルインバータで、メーカーは三菱電機です。
モハラジオで録音したE231系500番台の磁歪音の推移を、波形解析ソフト「Wavetone」を用いてグラフ化した結果、このようになりました。