VVVF製作所

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5インチゲージの線路を作ってみた

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5インチゲージ電車の制御装置を製作するにあたり、実際に車両に乗って実験を行えるように線路の組み立てを行いました。路線長は4m程度です。

枕木の製作とレールの取り付け

アルミ製のレール まず、縮尺12分の1のレールを用意しました。アルミ製の押し出し材で、実物同様の断面形状になっています。3.5インチゲージ用の製品ですが、軌間が5インチになるように製作します。
このレールの長さは、1本あたり2メートルです。自家用車(コンパクトカー)で辛うじて運ぶことができました。


ヒノキ製の枕木と固定具 近所のホームセンターで幅30mm,厚さ9mmのヒノキ材を購入し、85mmに切断して枕木を量産しました。切断した枕木には、レールを固定するためのネジを設置します。


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枕木の試作品 左右にレール固定用ネジの穴を4箇所空けて、皿ネジを設置しました。この際、レールを固定したときの軌間が5インチ(127mm)になるように注意します。※ちなみに、画像の枕木は軌間10インチになるように試作したときのものです。現在では、軌間が5インチになるように改軌しています。


量産した枕木 枕木を量産した様子です。線路2メートルあたり18本の枕木を設置しました。枕木間のピッチが広くなりすぎると、車両の重量によりレールが変形してしまうので注意が必要です。


レール端部にあけたジョイント用の穴 レールを延長する際に隣接するレールと接続できるように、電動ドリルでジョイント用の穴を空けます。


5インチゲージ用の線路 アルミレールを枕木に取り付け、しっかりとネジを固定することで、5インチゲージ線路の完成です!
これで一応、簡易的な実験線が出来上がりました。この線路を使用して、VVVFインバータ装置のチューニングや5インチゲージ車両の試運転などを行っていきます。

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