VVVF製作所

VVVF製作所


VVVF電車用のレバーサーを作ってみた

TOP > 製作記録 >レバーサーの製作

電車の進行方向を切り替えるスイッチ「レバーサー」の製作記録です。2回路を同時に切り替えられるトグルスイッチを使用し、三相交流電動機の回転方向を切り替えられるようにします。

トグルスイッチ1個で三相誘導モーターの逆転器を作る

レバーサーの材料 こちらがレバーサーの材料です。ワンハンドル型マスコンにもレバーサーを設置していますが、三相誘導モーターの回転方向切り替え用に別途製作します。
材料としては、2回路入りトグルスイッチ・タカチ製プラスチック箱・ゴムブッシュを用意します。


レバーサーの部品 部品を開封し、必要個数を並べた状態がこちらです。ゴムブッシュは、機器箱の穴に通す配線の保護用です。完成後のレバーサは床下に取り付けるため、車体へのネジ止めが容易な形状のプラスチック箱を選びました。


レバーサー外箱の穴加工 トグルスイッチの設置と配線を通すため、外箱の穴加工を行います。まずは電動ドリルを使用して直径6mmの穴をあけました。


広告


レバーサー外箱の穴加工2 電動ドリルを使用してあけた穴では、トグルスイッチやゴムブッシュを取り付けるには小さすぎるので、テーパーリーマーを使用して穴を大きくしました。トグルスイッチ用の穴径が12mm、ゴムブッシュ用の穴径は8mmになるように加工します。


レバーサー外箱の穴加工3 テーパーリーマーによる加工が完了した状態がこちらです。棒やすりなどを用いて、バリをきれいに取り除きます。


レバーサ用トグルスイッチとゴムブッシュの取り付け トグルスイッチやゴムブッシュが綺麗に収まりました。トグルスイッチを付属のネジで外箱に固定しておきます。


レバーサースイッチの配線 三相誘導モーターの回転方向を切り替える場合、V相とW相の導線を左側のブッシュを介してスイッチにつなぎ、このページの最初に示した回路図の通りに配線して、機器箱の右側から出力します。


レバーサーの完成形 トグルスイッチの配線を終えたら、機器箱の蓋をネジ止めすることで、レバーサーの完成です! 実際に車両の床下に取り付けて、動作確認を行います。


 【前の記事】線路の製作(5インチゲージ) 【戻る】製作記録一覧へ 


inserted by FC2 system