VVVF製作所

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 CADで作る鉄道模型(東武8000系 その7)

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3Dプリンタでオリジナルの鉄道模型を作成します。ターゲットは東武8000系の原型顔で、縮尺1/45(Oゲージスケール)で造形してみます。車体の形状はCADソフト「Design Spark Mechanical」によりモデリングしています。

CADで東武8000系の鉄道模型をモデリングする(車体側面パーツ)

車体の側面扉(東武8000系)  ここからは、8000系の側面パーツを作りこんでいきます。以前の記事でも取り上げましたが、東武8000系は20年以上に渡り製造されたため、登場時期によって様々な形態があります。ここでは、2018年現在で唯一現存する原型顔の編成で、東武博物館が所有する8111Fをターゲットとしており、車体側面の特徴としては窓の隅(左上・右上)にRがあることや、側扉の窓をアルミ材により押さえていることが挙げられます。また、原型顔でありながら、側面幕の設置や車側灯の2段化などが行われており、未修繕車と見分けるポイントの一つです。

まずは、側面パーツに乗務員扉と客室用側扉の穴を空けます。乗務員室扉の位置は左右で非対称になっており、運転席側のほうが高い位置にあります。


斜め上から見た車体(東武8000系) 斜め上からみた車体はこのようになっています。側面構体の厚さも実物に合わせて設計しています。3Dプリンターによる出力部品の厚さは強度との兼ね合いを考慮して検討していますが、可能な限り実物に近づけることを目指します。


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斜め後ろから見た東武8000系の車体 続いて、ドア間の側面窓も空けて斜め後ろから見た様子です。窓上部の隅は、初期に製造された8000系の特徴のRを再現しています。


斜め下から見た東武8000系の車体 斜め下から見た様子です。現時点では床部品はただの板状になっていますが、後の工程で梁や連結器を再現するつもりです。できれば空気配管や電気配線・機器類なども再現してリアルに仕上げたいですね。


側扉を作成(東武8000系) 戸袋付近の面を押し出して、側扉を作成します。実車の扉の厚さは25~35mm程度だと思いますが、そのまま1/45にスケールダウンすると0.7mm程度になります。実際に3Dプリンターで印刷する部品の強度を確保するため、扉の厚さを0.9mmとしました。

客室用の扉は両開き式で、戸当たり部分のHゴムは若干厚さが異なるため、段差を作ります。


側扉の窓を作成(東武8000系) 側扉の窓を描画します。画像は長方形を描画した状態ですが、後で四隅にはRをつけます。


斜めから見た側面部品(東武8000系,客室窓を空けた状態) 側扉の窓を空け、四隅にRを付けた様子がこちらです。戸当たりのゴムも作成しました。客室内はどこまで作りこむか未定ですが、室内側も扉部分とゴム部分をそれぞれ窪ませています。


窓の空いた側面部品(東武8000系) 客室用扉と同様に、乗務員室扉の窓も作成しました。これで東武8000系側面部品の大まかな形状は完成しました。あとは、乗務員室扉の横にある手摺りや扉の下にあるステンレス製の靴摺りなどの細部を仕上げます。

続きは次回以降の記事でご紹介していきます。


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