VVVF製作所

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 da Vinci Mini w の導入とセットアップ

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3Dプリンターを導入して鉄道模型をフルスクラッチしてみる

オリジナルの鉄道模型を製作するため、3Dデータを立体化してくれる装置「3Dプリンター」を導入しました! 導入したのは、XYZプリンティング製の3Dプリンタ「ダヴィンチ Mini w」です。

da vinci mini w の外箱 3Dプリンターの導入を決意して「da vinci Mini w」を注文した翌日、早速届きました。数ある3Dプリンターの中では比較的小ぶりな製品ですが、箱は結構大きいです。


開封した ダヴィンチ mini w 開封した様子がこちらです。最上段の発泡スチロール製トレイには取扱説明書やケーブル類、ガイドチューブ、造形物をステージから剥がすために使うスクレーパー、クリーニングワイヤー等のメンテナンス工具などが入っていました。


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da vinci mini w 上段の発泡スチロールの箱を外し、下のほうにある3Dプリンターの本体を引っ張り出すとステージにも部品が載っていました。テープでがっちり固定されているので、機構に触れないように慎重に取り外します。


プリントモジュール この部品が、PLA樹脂のフィラメントを溶かして出力物を造形するプリントモジュールです。フィラメントは3Dプリンターの筐体に取り付けられており、フィーダーモジュール(フィラメント送り出し装置)からチューブを介してプリントモジュールに供給されます。


PLA樹脂のフィラメント こちらがPLA樹脂製フィラメントのリールです。クリアブルーのフィラメントが付属品として1個入っていました。リールの軸の部分にはフィラメントに付属するRFIDの基板(NFCタグ)を入れる仕様となっており、フィラメントの残量情報が記憶されます。


接続が完了した3Dプリンター プリントモジュールとフィラメントを3Dプリンター本体に取り付け、ガイドチューブでフィーダー部とプリントモジュールを結んでフィラメントを通しました。あとで気づいたのですが、このときは輸送中にプリントモジュールを拘束するためのスペーサーを取り外すのを忘れていました。スペーサーの色が、本体と似たようなオレンジ色で目立たないので注意が必要です。


3Dプリンターの出力試験 専用ソフトウェア「XYZware」を開き、動作確認のためサンプルの立体データ(ダヴィンチのメーカーのロゴ)を印刷してみました。ステージにマスキングテープを貼りつけて印刷ボタンを押すと3Dプリンターが動き出し、無事にロゴが印刷されました。次回以降はCADソフトで造形物のモデリングを行います!


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